やさしい人物画

タイトルの通り、初心者を対象とした人物画の本です。 人体の構造やデッサンの仕方、遠近法から、陰影のつけ方など、人物画に必要な要素が詰まってます。 とても丁寧に書かれており、この本の内容をしっかり習得出来れば、かなりの絵が描けると思います。

人物画の初心者でどの本を買おうか迷っているなら、間違いなくこの本をオススメします。

スーパースポーツデッサン

キャラクターのスポーツデッサンの本です。 キャラクターの描き方というより、動きのある人の絵の描き方が書いてあります。 図がほとんどで、非常にわかりやすいです。

書いている人がアニメーターの方なので、アニメーションをやる人は非常に参考になると思います。

動きのあるキャラクターを描きたい方は是非。

An Atlas of Anatomy for Artists

人体の解剖学的な図版です。

骨格や筋肉の構造、動きがわかります。 また、数々の画家の絵や写真なんかも載っています。 ただし、洋書です。(英語で書かれています)

なかなかない4歳~18歳までの直立姿勢の裸体写真も載っています。 また、体の各部位について詳しく図説されています。 図がほとんどなので、英語が読めなくてもなんとかなります。

値段もお手頃なので、美術向けの解剖学本の入門にはピッタリの本です。

Drawing the Living Figure

著者のJoseph Sheppardさんが書いた様々なポーズの人体デッサンと、その時の骨格や筋肉について書かれている本です。

立った姿勢、座った姿勢、ひざまずいている姿勢、寄りかかっている姿勢、横になっている姿勢、体をひねっている姿勢など、様々なポーズが収録されいます。 その時の骨格や筋肉についても描かれているので、骨格や筋肉の動きについて知りたい方に参考になると思います。 ただし、洋書です。(英語で書かれています)

また、An Atlas of Anatomy for Artists (Dover Anatomy for Artists)ほど詳細に骨格、筋肉について図説はされていません。 ある程度骨格や筋肉についてわかった上で、様々なポーズの時の骨格や筋肉の参考図書として使うことをオススメします。

値段がお手頃なので、結構An Atlas of Anatomy for Artists (Dover Anatomy for Artists)と一緒に買っている人が多いみたいです。

ANATOMY SCULPTING(アナトミー・スカルプティング) 片桐裕司 造形テクニック

「パシフィック・リム」などのキャラクター原型を手がけ、ハリウッドで活躍されている片桐裕司さんが書いた本です。

人体造形・人体彫刻の作り方、考え方、テクニックが詰め込まれた、非常に実践的な本です。扱っている人体も、

  • 頭蓋骨・顔の筋肉
  • 男性の身体
  • 女性の身体
  • 老人の胸像
  • 子供の頭部

と幅広いです。
解説に関しても、制作の流れに沿って、写真と図説でわかりやすく書いてあります。

これから「人体造形に関してはとりあえずこれ」と色々な人にオススメされていくような本だと思います。

3Dでキャラクターモデリングをされる方は勿論、アナログで人体造形される方、絵を描く方などにも人体の構造を知るという意味で是非読んでほしい本です。

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