ガチプロ向けの3DCGソフト。
一応昔4大3DCGソフトなんて言われていたものの一角でもあります。
MayaやMaxと比べると、プロの使用率は低めです。
昔はSoftimage XSIというソフトで色々なバージョンがあったのですが、Autodeskに買収され、Autodesk Softimageという形になりました。よく「SI」と略されるソフトです。
基本的に3DCGに必要な機能(モデリング~アニメーション~レンダリング)は全て入っている統合ソフトです。
とりあえず、ものすごい機能とものすごい価格です。
Autodeskの3つのソフトの中でも、アニメーション、エフェクト、群衆に定評のあるソフトです。 Softimageを全面的に開発ラインに取り入れている会社にカプコン、スタジオジブリがあることからも、この辺がうかがえると思います。
非破壊の 3D キャラクタリギングツールセット、Face Robotというフェイシャルアニメーションリギングツールセットなど、高度なアニメーションツールが充実しています。 また、ICEというビジュアルプログラミング環境を使えば、比較的簡単に物理演算、群衆などが行えるようになっています。
昔XSI時代に商用不可・劣化の無料版があったことや様々なバージョンによる価格帯があったため、Mayaなどに比べると個人ユーザーが多いです。 Lightwave3Dなどからさらに高機能なものを使いたい人がMaxやこのSoftimageに乗り換えているのをよく見かけます。
現在では、Mayaや3ds Maxから、さらにパイプラインを拡張するためのソフトという位置づけですが、普通に単体でも高度なソフトです。 人によっては、「SIのモデリング機能が一番直観的」という方もいます。
ただし、他のソフトと比べると資料が圧倒的に少ないです。 上記のとおり、プロの中でも使っている人が少ないくらいのツールなので、日本語の本は数えるくらいしかありません。