Photoshop

言わずと知れたフォトレタッチソフト。 CG業界だけでなく、製造、建築、医療、広告、雑誌、映像、その他色々の画像を扱う業界の標準ソフトです。

いくつかバージョンがあります。

  • ノーマル
  • 3Dや動画ファイルなども扱えるExtended
  • 廉価版のElements

この他にもLightLoomという写真に特化したものなど特殊なものもありますが、基本的にはこの3つです。 業務用なので仕方ないですが、ノーマルとExtendedは高価です。 その分大体の画像編集はできます。

Elementsは一般ユーザー向けに作られているので、機能は少なくなりますが操作がわかりやすくなっています。Elementsに関してだけはデジカメやスキャナ、ペンタブレットなどを買うと、付属として付いてくる場合があるので、買う予定のある方は注意して見てみるといいかもしれません。

絵を描くことについてですが、Photoshopは基本的に”画像編集ソフト”です。 様々なブラシが付いていますが、本質的にはペンタブレットを使って最初から絵を描くような場合にはsaiやPainterやIllustStudioなどの方が適しています。 というのも、Photoshopは”お絵かき”を目的にして作られていないので、ペンタブレットの「手ぶれ補正」機能などが付いていません。

Photoshopを絵に使う人達は”線を描く”というよりも”塗り”を目的として使っている方を多く見ます。なので、写真をベースに新たな絵を描いたりだとか、スキャナで読み込んだ線画に色塗りをするといった用途をよく見かけます。

と言っても、人によって使い方は様々なので一概には言えません。 慣れれば、きれいな線を描くこともできます。

資料などについてですが、本屋、家電量販店の本コーナー、画材屋の本コーナーなどにいけばPhotoshopの本は沢山あり、ネットを見ても沢山の資料があります。 色々な使い方があるので、調べてみると面白い発見があったりします。

対応OS Windows,Mac
使用例
  • 上にも書いたとおり業界標準ソフトです。一般的にその辺にある印刷された広告や雑誌、映像、Web、ゲームなどにはほとんど使われているといっても過言ではないです。
  • 画像編集目的で他のペイントソフトなどと一緒に使われる場合も多いです。
関連サイト

sai

気軽に気持ち良く絵が描けることを目的として開発された国産ソフト。

他のシェアウェアの2DCGソフトよりも価格が安く、基本的な機能が充実しています。 ペンタブレットで絵を描くということに関してなら、高価なソフトにも見劣りしません。手振れ補正なども付いています。

その代わり、画材効果などは出せますが画像編集があまりできません。 よって、本当にお絵かきソフトです。

人によってはsaiで線画や下塗りをし、Photoshopで仕上げるなんていう人も結構いるみたいです。

資料についてですが、本屋、家電量販店の本コーナー、ゲーマーズなどのイラスト系の本を扱っている店などに行けば本がいくつかあり、ネットを見ても沢山の資料があります。

対応OS Windows
使用例
  • イラスト
関連サイト

Painter

デジタルアートソフトの最高峰なソフト。

Photoshopが”画像編集”(画像の切り張り、色調整など)を目的として作られたソフトなら、Painterはブラシや画材などで”絵を描くこと”を目的として作られているので、ペンタブとの相性、描画機能などがすごいです。

実際の画材に近い表現ができます。

saiと同じく、画材効果などは出せますが画像編集があまりできません。 saiと比べると、敷居が高い気がしますが、実際の画材に使いなれている人はこっちの方が使いやすいかもしれません。

資料についてですが、Photoshop、saiなどと比べると少ない気がします。 PC上で色々な画材を使いたい人向けといった感じがします。

対応OS Windows,Mac
使用例
  • アート
  • イラスト
関連サイト

IllustStudio

イラストを描く人向けのペイントソフト。

他のシェアウェアの2DCGソフトよりも価格が安く、イラストを描く上で必要な多彩な機能が搭載されています。 イラストを描くという点だけでいえば、とても多機能で高性能なソフトだとと思います。手振れ補正なども付いています。

ただ、使い方によっては動作が重たい場合があったり、クセがあったりするみたいです。

資料についてですが、公式サイトでの講座やweb上での資料が充実しています。

対応OS Windows
使用例
  • イラスト
関連サイト

Paint.NET

シンプルで高性能なソフト。 Windows標準のペイントをパワーアップさせたようなソフトです。

元はMicrosoftに援助を受けて作られたソフトなのでペイントに似ており使いやすく、普通に使う分には問題ない程度の機能は持っています。 また、各種フィルタ機能や、「魔法の杖」という類似色を一括して選択状態にできる機能なども備えています。

対応OS Windows
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GIMP

フリーのペイントソフトの中ではおそらく一番高性能で多機能なソフト。

フリー版Photoshopと言っても過言ではないくらいの機能で、非常に色々なことができます。 フリーの中で迷ったらとりあえずこれをオススメします。

資料は本もネットも非常に多いです。

関連サイト

Pixia

多機能な国産ペイントソフト。

非常に多くの描画機能、領域選択機能、フィルタ機能を搭載しています。 インターフェースが独特ですが、慣れれば問題ないです。

対応OS Windows
関連サイト

ComicStudio

マンガ制作をトータルにサポートするソフト。

漫画に特化しているので、コマ割、効果線、トーンなど、漫画ならではの機能が盛り込まれています。 3Dのデータなども使えます。漫画なので、印刷に関しての機能も充実しています。

資料についてですが、公式サイトでの講座やweb上での資料が充実しています。

対応OS Windows,Mac
使用例
  • 漫画
  • イラスト
関連サイト

AzPainter

シンプルで軽快な国産ペイントソフト。

多機能なものとシンプルすぎるものの中間を行ったようなソフト。 本格的なものを描くというよりは、手軽に描くイラストや編集、レタッチなどに向いています。

対応OS Windows
関連サイト

PictBear SE

多機能で軽快なペイントソフト。

Sleipnirなどで有名なFenrirという会社が作ったソフトです。 癖のない機能と、使いやすいインタフェースが特徴です。

対応OS Windows
関連サイト

openCanvas

アナログで描いたような描き味とシンプルで分かりやすいインターフェイスが特徴なペイントソフトです。

他のペイントソフトと同様な基本性能の高さを持っています。テキスト、自由変形など、お絵かきソフトにはないPhotoshop的な要素も持っています。

さらに、「どう描いたのかわかる」「描画手順を記録/再生する」というイベント再生機能が入っています。自分がどうやって書いているのかを改めて確認してみたい方や、メイキング動画を作りたい方には役に立つ機能だと思います。

用途に特化したソフトではないですが、基本性能と独特な機能を持ち合わせたソフトです。

資料については、公式サイトでの講座やweb上での資料が充実しています。

対応OS Windows
使用例
  • イラスト
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Illustrator

ドロー系ソフトといえばこのソフトというくらい有名なAdobe社のソフト。

イラスト、ロゴ、雑誌、広告、パッケージなど印刷物系のデザイン業界では標準の制作ソフトです。 様々な機能が盛り込まれており、色々な線を使うことで簡単かつきれいに描画することができます。 線の太さ、色、その他の設定などの調整も素早くできるので、非常に便利です。 また、雑誌などの制作向けに作られているので、レイアウトなどが取りやすいです。

他のAdobe製品と組み合わせることでより強力な機能を発揮します。

資料などについてですが、本屋、家電量販店の本コーナーなどにいけばIllustratorの本は沢山あり、ネットを見ても沢山の資料があります。

対応OS Windows,Mac
使用例
  • イラスト
  • ロゴ
  • 雑誌、広告、パッケージなどの印刷物系
  • PDFなどの資料作成
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CorelDRAW

Corel社のドローソフト。

Illustratorと同様に様々な機能が盛り込まれており、色々な線を使うことで簡単かつきれいに描画することができます。 人にもよるかもしれませんが、インターフェースが使いやすいみたいです。

資料についてですが、日本語の物はあまり見かけたことがないです。 位置づけ的にはPhotoshopとPainterの関係に似ている気がします。

対応OS Windows
使用例
  • グラフィックデザイン
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花子

ジャストシステムズ社の統合グラフィックスソフト。 名前からもわかるかもしれませんが国産です。

基本的に書類や簡単なグラフィック制作用のソフトです。 何かを説明したいときに作る図や簡単なイラストを盛り込みたいときなどに役に立ちそうです。

基本的に初心者向けで、簡単操作なイメージがあります。

対応OS Windows
使用例
  • 書類制作
  • ポスター
  • 教材制作
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Inkscape

フリーの多機能ドローソフト。

レイヤーやマスクだけでなく、ビットマップ画像のトレースなども付いているフリーの中ではとても高機能なソフト。 Illustratorなどを買う前にドローソフトがどんなものなのか試すのにいいかもしれないです。

対応OS Windows
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OpenOffice Draw

OpenOffice.orgはオープンソースで開発が進められているオフィスソフトです。 MicrosoftOfficeと操作性やデータの互換性も持っていて、フリー版Officeといったところです。

この中のパッケージの一つ「Draw」がドローソフトになります。

基本的にオフィスソフトの一部として位置づけられているソフトなので、簡単な図形、書類作成などに向いています。 用途としては花子に近い感じですが、こちらはどちらかというと書類作成向けな要素が強いです。

OpenOffice.org自体がとても有名なので、OpenOffice.orgの資料は沢山ありますが、Drawだけ説明しているようなものは見かけたことがないです。

対応OS Windows,Mac
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IrfanView

フリーの画像ビューワー。

動作が軽く、多機能で、様々な形式に対応しています。 色々な制作をしていると、Windows標準のビューワーでは見れないような画像も扱ったりするので、これがあるととても便利です。

対応OS Windows
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XnView

エクスプローラ型のフリーの画像ビューワー。

フォルダツリーと画像サムネイルを見ながら画像を探すことができ、多機能で、様々な画像形式にも対応しています。 大量の画像を見たい時などに便利です。

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Bridge

AdobeのCreative Suiteや単体ソフトと一緒に入っている画像管理ソフト。単体で販売等はされていません。

psdファイルやaiファイルなど、様々な画像フォーマットをファイルエクスプローラ上で見ることができます。 Adobe製品と密接な関係があるので、他ソフトの連携機能も多数用意されています。

対応OS Windows,Mac
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