WiiYourself!の導入方法

gl.tterさんの作ったWiiリモコン高機能ライブラリWiiYourself!の導入方法が若干ややこしいので書いておきます。

① WiiYourself!のダウンロードと展開

公式サイト– WiiYourself! – gl.tter’s native C++ Wiimote library.の「Download Version:」の横にあるリンクをクリックしてWiiYourself!の本体をダウンロードします。 適当な解凍ソフトで解凍しておいてください。

② WinDDKのインストール

WiiYourself!を使うためには、WiiYourself!のプログラム内で使っている開発ツールのWinDDKをインストールする必要があります。 Windows Driver Kig(WDK)の入手方法から、Microsoft Download Centerにアクセスし、ダウンロードしてください。

iso形式になっているので、デーモンツールとかで仮想ディスクとしてマウントします。 インストールですが、全内容をインストールする必要はないです。 どこまで削れるのか試してませんが、とりあえず私は「Build Environments」と「Tools」だけで動きました。もしかしたら、「Build Environments」だけで大丈夫かもしれません。

ちなみに、WinDDKを使わずにWiiYourself!を使う方法もあるみたいです。

③ パスを通す

Visual Studioのインクルードパスを通します。

C:\WinDDK\7600.16385.1\inc\ddk
C:\WinDDK\7600.16385.1\inc\api

・・・で、上手くいけばいいのですが、大体上手くいかないみたいです。
注意点としては、このインクルードパスの順番になります。

Visual Studio 2008の場合は、↑のパスの場所を一番下に持って行ってください。

Visual Studio 2010の場合は、インクルードディレクトリの方に登録せずに、追加のインクルードファイルに↓のような設定を追加してくだい。
$(VCInstallDir)include; $(VCInstallDir)atlmfc\include; C:\WinDDK\7600.16385.1\inc\api; C:\WinDDK\7600.16385.1\inc\ddk

なぜこんなことをするかというと、インクルードディレクトリにも読み込みの順番があるからです。 先にVCInstallDir(VC++をインストールしたディレクトリ)の方をインクルードしてしまうと、なんかWinDDKと干渉し合うらしく、謎のエラーが大量に出てきます。

インクルードパスを通したら、ライブラリパスも通します。

C:\WinDDK\7600.16385.1\lib\wxp\i386 または
C:\WinDDK\7600.16385.1\lib\win7\i386 または
C:\WinDDK\7600.16385.1\lib\wnet\i386

のどれかを通します。 なんかどれでも大丈夫みたいです。

これは普通にライブラリディレクトリで指定してください。

④ WiiYourself!をプログラムに組み込む

WiiYourself!のルートフォルダに入っている

  • wiimote.cpp
  • wiimote.h
  • wiimote_common.h
  • wiimote_state.h

を自分のプログラムのあるフォルダにコピペし、プログラムに追加します。 あとは、wiimote.hをインクルードすれば、WiiYourself!が使えるようになります。

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